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社会部、ワシントン・エルサレム特派員などを歴任した大治朋子専門記者によるコラム。

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サイバー鈍感社会?=大治朋子

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 「日本はハイテク社会なのになぜサイバー防衛に関心が薄いの?」。海外の専門家によくそう聞かれる。日本のように情報が広くネットワーク化された社会は、ひとたび攻撃を受けると被害が拡大しやすい。だから十分な対策が必要なのに、という意味だ。

 サイバー攻撃といえば大手ゲーム会社「カプコン」が先日、被害にあったというニュースが流れた。社内情報へのアクセスが突然、不可能になり、解除と引き換えに多額のカネを請求されたという。

 日本では防衛機密を狙ったと見られるサイバー攻撃も最近、相次いで発覚し大きく報じられている。だがこれらは「ゲーム会社」「防衛機密」といった要素が目を引いただけで、サイバー攻撃そのものへの知識や意識が高まったとは言い難い。

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