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ポスト・トランプの風景

米国と世界 パレスチナ、修復に期待 米の財政支援再開見通し 住民冷静「結局イスラエル寄り」

エラカトPLO事務局長のひつぎを乗せたトラックに続く葬列=ヨルダン川西岸パレスチナ自治区エリコで11日、高橋宗男撮影

 11月11日のよく晴れた昼下がり。ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区エリコの住宅街に、イスラム教の聖典コーランの朗唱が響き渡った。その前日、新型コロナウイルスによる合併症で死去したパレスチナ解放機構(PLO)のサエブ・エラカト事務局長(65)の遺体が自宅に到着したのだ。コロナ禍にもかかわらず、約1000人の住民らがパレスチナの旗に包まれたひつぎを迎え、モスク(イスラム礼拝所)まで長い葬列を作った。天を仰ぎながら泣き叫ぶ女性もいる。

 エラカト氏は1990年代以降、イスラエルとの和平交渉の最前線に立ってきた「パレスチナの顔」だ。あからさまな親イスラエル姿勢を取り、パレスチナに圧力をかけ続けてきた米共和党のトランプ大統領(74)が大統領選で敗れることが確実になり、政権交代が見えてきたまさにその時に、パレスチナ自治政府のアッバス議長は外交経験豊かな側近を失った。議長は悲しみにくれ、こう述べた。「パレスチナとその人々にとって、大きな…

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