首都圏に強み、島忠モテモテ 買収争奪戦、ニトリに軍配か

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握手を交わす島忠の岡野恭明社長(左)とニトリホールディングスの似鳥昭雄会長=東京都港区で、滝川大貴撮影
握手を交わす島忠の岡野恭明社長(左)とニトリホールディングスの似鳥昭雄会長=東京都港区で、滝川大貴撮影

 首都圏を中心にホームセンター「島忠ホームズ」を展開する島忠を巡り、2社が相次いで買収に乗り出した「争奪戦」は、より高い買い取り価格を後に提示した家具・日用品大手ニトリホールディングス(HD)に軍配が上がりそうだ。首都圏以外では知名度の低い島忠が、そんなにモテモテなのはなぜか――。

 東京都江戸川区の島忠ホームズ葛西店を客として訪れると、広々とした店内には手ごろな価格の家電や日用雑貨、工具、食品などが並び、品ぞろえに圧倒される。家具売り場は様子が異なり、10万円以上の高級ベッドがそろい、中には100万円を超えるキングサイズも。同じ建物の中にはスーパーマーケットや大手衣料品店もテナントとして入り、駐車場は約1500台分。これほど巨大なホームセンターが東京23区内にあることに驚かされる。

 関東と関西で計60店舗を展開する島忠は、埼玉、東京、神奈川、千葉の4都県に店舗数の9割超があり、ホームセンター業界では7位の売上高だ。

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