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党内基盤弱い菅首相支える「同期」 派閥超えた友情と打算の影響力

衆院選初当選後の1996年11月の特別国会召集日に初登院して議員バッジを着けてもらう菅義偉首相

 学校や職場でなにかと結びつきの強い「同期」。その関係性はさまざまだ。国会議員の同期は初当選が同じ議員同士。経歴や年齢は大きく異なり、学校や職場以上に関係は複雑だ。

厚遇受け総裁選でバックアップ

 11日午前の首相官邸執務室。菅義偉首相は1996年衆院選初当選同期の自民党の佐藤勉総務会長と園田修光参院議員(初当選は衆院鹿児島2区)と顔を合わせていた。

 この日の首相は終始リラックスした様子で会話を交わしたという。面会は約30分にも及んだ。多忙な首相の面会時間は閣僚でも10分に満たないことも多い。同期2人の「厚遇ぶり」がうかがえる。

 菅氏は総裁に選出された直後のあいさつでも、「当選同期の皆さん」と呼びかけ、謝意を示していた。

 実際、「菅首相」誕生に同期の果たした役割は大きい。8月28日、安倍晋三前首相が突然の退陣表明をすると、3日後には同期約10人が総裁選出馬を要請。うち9人は選対幹部にも入り、直接バックアップした。

人事でささやかれた「同期枠」の存在

 政治家の場合、同じときに政界に飛び込み、その後も選挙の洗礼を受けて生き抜いてきた経験の共有が同期の絆の根底にあるのかもしれない。…

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