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号外東京で新たに570人が新型コロナ感染

元精神科医の劇作家が描く舞台 コロナ下の人情劇 12月に富山で上演

リアルさが際立つ舞台美術の中で稽古する演者を見つめるタニノクロウさん(右端)=富山市呉羽町の市民芸術創造センターで2020年11月12日、青山郁子撮影

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 富山市出身の劇作家で演出家、タニノクロウさん(44)がオール富山で作り上げる舞台「笑顔の砦(とりで)’20帰郷」が12月2~6日、同市牛島町のオーバード・ホールで上演される。昨年の「ダークマスター」に続く第2弾。収容人数を客席の半数にするなど新型コロナ感染予防対策を講じつつ、演劇の可能性を探る。

 タニノさんは元精神科医という異色の経歴。大学医学部に在学中から演劇にのめり込み、在学中の2000年に「庭劇団ペニノ」を旗揚げした。古里・富山を舞台にした前作は、出演者を富山出身・在住者限定でオーディション。美術スタッフも公募で選ばれた市民20人が製作するという全国でも珍しい試みに挑戦した。

 今回は、2008年に岸田国士戯曲賞にノミネートされたタニノさんの処女戯曲を、舞台を富山に変え、コロナ禍を踏まえて新たに脚本を書いた。しくじった過去を抱える漁師を取り巻く人情劇で、リアリティーを追求するため、タニノさんやキャストが富山市・四方や黒部市・生地など県内の漁港を取材。漁の後に休憩する漁師小屋の様子などが劇中にも取り入れられているという。

 タニノさんは「富山の記憶、経験が張り巡らされている舞台で、期待してほしい。コロナ禍で不安や恐怖がある中、演劇に何ができるか、何が生まれるのか考えたい」と話す。

 公演は5日間に6回。座席は舞台上に設置した260席のうち130席を販売する。チケットは一般4000円、25歳以下2500円。問い合わせは富山市民文化事業団(076・445・5610)。【青山郁子】

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