トヨタ自動車　熱く泥臭いプレーで地域の方々にありがとうの気持ちを　都市対抗野球

豊田章男社長（64）

　新型コロナウイルスの感染拡大で、各試合が中止や自粛となった。そんななか、選手たちは野球ができない不安を抱えながらも、野球以外の場で地域を活気づけるためのさまざまなアイデアを実践したという。東海地区第1代表の座は、「どんな時も前を向いて行動してきたことが実を結んだのだろう」と話す。

　「『自分以外の誰かのために戦う』。そんな野球部の一番の応援団でいたい」と語る。新型コロナで、「選手たちは本当につらかったはず。そして関係者全員が、当たり前だと思っていた日常のありがたさ、試合ができる幸せを感じていると思う」という。「野球を楽しみ、日ごろ支えていただいている地域の方々に、熱く、泥臭いプレーで『ありがとう』の気持ちを表現してほしい」とエールを送る。（豊田市）【田口雅士】