会員限定有料記事 毎日新聞
何をやっている会社ですか、と杉本眞社長(68)に尋ねると、「バスに付いているほとんどのものをうちが造っています」との答えが返ってきた。案内してもらった岐阜県本巣市の本社ショールームには、新旧の運賃箱、降車ボタン、整理券発行器、ICカードリーダー、照明、行き先・運賃の表示器がずらりと並ぶ。触ってみたくなる身近な製品が多い。
国内シェアは、バスの運賃箱が6割前後、液晶表示器は7割以上などと、数多くのバス電装品でトップを誇る最大手。「価格競争が相対的に苛烈でなく、専門性を生かせる製品に特化してきた。ニッチトップ戦術だ」と説明する。
この記事は有料記事です。
残り965文字(全文1231文字)
毎時01分更新
日本と韓国は、葛藤を乗り越えられないまま、2021年の歩み…
新型コロナウイルスの感染拡大や緊急事態宣言の再発令を受け、…
終息が見えない新型コロナウイルスについて、菅義偉首相ら政府…