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デジタルVS

進化続けるバーチャルタレント 心動かすのは「人間味」 SNSで交流、身近に

ティックトックで動画を配信する伊達あやの。雑学を日々投稿している=宮崎稔樹撮影

 人間さながらの「バーチャルタレント」が身近な存在になってきた。ファッションモデルや芸能タレントとして起用する企業も増えている。先端技術を使えば、外見上の美しさはつくれるようになった。それでも残る人間の魅力とは。【宮崎稔樹】

 「ブラジルの首都はどこ?」「世界地図分からん……。ブラジル」「正解はブラジリア」。インターネット上でこんなやりとりをしているのは、大手芸能タレント事務所「ホリプロ」の子会社が2018年に発表したバーチャルタレントの「伊達あやの」だ。人気動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」などでコミカルに雑学を披露したり、日々の出来事を投稿したりしている。

 コンセプトは「隣のクラスの人気者」。朝には「おはのん」とツイッターに投稿し、雨が降れば「今日の雨やばいよ」とつぶやく。ティックトックのフォロワーは2万人以上に上り、20~30代を中心に熱心なファンがついているという。現在は声優の女性が発声を担当しているものの、将来的には人工知能(AI)を搭載し、一人一人のファンに違った反応ができる「あなただけのタレント」にする検討も進めている。

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