4人の子どもを育てながら、規格外のリンゴの販売やブルーベリーの栽培、カフェ経営に携わってきた。果樹専業農家の夫、正勝さん(61)が丹精込めて作ったリンゴを使い切ることが「私の使命であり、夫への敬意や励ましでもある」と話す。
サラリーマン家庭に育ち、岩手大に進学。演劇活動を通して、大学の先輩だった正勝さんと知り合い、23歳で結婚した。
子どもの成長につれて専業農業の先行きに心細さを覚え、思い付いたのがカフェの経営だった。リンゴ畑は盛岡市郊外の小高い丘にあり、晴れた日は岩手山も見える。この景観と収穫した農産物があれば、お客さんに喜んでもらえると確信した。
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