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果断猛進

ラグビー 湯原の遺志に応えたい=薫田真広

2014年4月、ラグビークリニックで子どもたちを指導する湯原祐希さん(右)=大阪府東大阪市の近鉄花園ラグビー場で2014年4月27日、宮武祐希撮影

 東芝のFWコーチ湯原祐希(ゆはら・ひろき)が9月29日朝のトレーニング中に倒れ、36歳で急逝した。前日も普段と変わらず選手を指導し、コーチ陣とキックテニスをする姿を見ていたので、あまりに突然で信じられない。

 湯原のポジションは私と同じフッカー。スクラムで体を密着させ、一緒にいる時間も長いフロントロー(1列目)の選手には特別な人間関係があり、彼らの動揺は計り知れない。昨年のワールドカップ(W杯)日本大会でラグビーへの注目度が高まった中、今後の活躍が期待される日本人指導者の候補だった。東芝にとっても日本ラグビー界にとっても非常に大きな損失で、残念でならない。

 私が東芝の監督を務めていた2006年、湯原は流通経大から加入した。非常に器用でランニングも得意とし、場の空気を作るのが上手なリーダーだった。独特の人なつこい笑顔で誰からも愛された。当時はフッカーに松尾大樹、塚越賢、猪口拓らライバルが多く、トップリーグ(TL)デビューは3年目の08年と時間がかかった。だが、高いスキルとリーダーシップを併せ持つ湯原はフッカーとしての専門性をどんどん高めていき、10年…

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