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クルードラゴン成功 宇宙開発、民間新潮流 技術獲得へスピード感重視

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 野口聡一宇宙飛行士らが搭乗した米スペースXの新型宇宙船「クルードラゴン」が日本時間17日午後、国際宇宙ステーション(ISS)に到着した。民間企業による有人宇宙船の本格運用時代を強く印象づけた今回の打ち上げだったが、その成功の背景には何があるのか。【池田知広、信田真由美】

 宇宙企業のスペースXは打ち上げに自前のファルコン9ロケットを使い、自ら運用管制も行った。民間企業が単に宇宙に人を運ぶだけでなく、ISSという国際的なビッグプロジェクトの中心を担う能力があることを証明した。

 同社のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、「人類の火星移住」を本気で目指していることで知られる。ISSの次のターゲットは「月」だ。最大100人乗れる巨大宇宙船「スターシップ」を開発中で、2023年にも衣料通販ZOZO(ゾゾ)の創業者、前沢友作氏を乗せて月を周回する計画を持つ。さらに24年に米国の飛行士が月面に降り立つ計画の着陸船も、ブルーオリジン、ダイネティクスの米2社に加えて米航空宇宙…

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