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エコノミークラス症候群対策 弾性ストッキング、災害時供給で協定 群馬県と協会

エコノミークラス症候群の予防になるという弾性ストッキング=災害用弾性ストッキング協会提供

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 群馬県は16日、エコノミークラス症候群の予防策となる「弾性ストッキング」を災害時に優先供給してもらうため一般社団法人「災害用弾性ストッキング協会」(東京都)と協定を締結した。人との接触を避けられる車中泊は、新型コロナウイルス対策で重要視されているが、通常の避難所生活以上にエコノミークラス症候群になるリスクが高い。安全な避難環境確保に役割を果たせそうだ。

 同協会によると、災害用弾性ストッキングは足先から心臓への血流を促進する効果がある。そのため長時間、同じ姿勢で脚を動かさずにいると静脈内に血栓(血の塊)ができるエコノミークラス症候群などの予防になるという。内閣府策定の「避難所運営ガイドライン」(2016年)でも推奨されている。

 県が災害対策本部を設置し、被災市町村に災害救助法が適用された場合が対象で、協会が認定した弱圧タイプのものを優先供給する。各避難所で必要とする人を保健師らが把握し、県が協会を通して購入する。

 同協会は医療機器メーカーが集まり、任意団体として17年7月の九州北部豪雨ごろから全国の被災地で弾性ストッキングを提供してきた。今年4月に社団法人化。協定締結は群馬県が全国で初めてという。山下竜一代表理事は「今後は広域災害に備えて連携するメーカーを増やし、各自治体との協定締結を広げたい」と話している。【道岡美波】

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