三重大病院、専門医プログラム1カ月超停止 診療報酬不正巡り、指導体制崩れ

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
准教授を津地検に刑事告発した三重大医学部付属病院=津市江戸橋2で2020年10月2日、谷口豪撮影
准教授を津地検に刑事告発した三重大医学部付属病院=津市江戸橋2で2020年10月2日、谷口豪撮影

 カルテ改ざんによる診療報酬の不正請求問題があった三重大医学部付属病院(津市)の臨床麻酔部で、専門医を育成するための研修プログラムが10月16日から1カ月以上、停止している。一連の問題で同部の教授と准教授が自宅謹慎となり、教授は別の病院へ転職。准教授も懲戒解雇処分を受け、指導体制が崩れた。医師3人がいまも同病院での研修を希望しているが、研修を受けられない事態が続いている。

 2年間の初期臨床研修を終えた医師は、目指す専門領域を学ぶための研修プログラムに沿ってさらに3年以上の研修を受け、専門医認定試験を経て専門医になるのが一般的だ。研修プログラムを管理したり専門医を認定したりする日本専門医機構によると、医師免許取得者の9割以上がこの研修プログラムを受けるという。

 同機構によると、同大医学部臨床麻酔部での研修プログラムには、13人が登録していた。うち10人は…

この記事は有料記事です。

残り300文字(全文681文字)

次に読みたい

あわせて読みたい

注目の特集