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再思三省

第92回 思い切ってぶつかっていこう

漁船から水揚げされるサンマ=根室市の花咲港で2020年11月9日午前5時16分、本間浩昭撮影

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 再思三省(さいしさんせい)」とは何度も考え、何度も自らを省みること。実際に紙面に登場した事例などをひきながら、月1回、三つずつのテーマで気をつけたい事柄をつづっています。なお、この中には必ずしも一般的に間違いとはいえないものもあります。読者への配慮や紙面上の統一などの点から決めているものは、理由とともに示しています。

ギョギョ、知らなかった

 サンマ1尾→サンマ1匹

 魚のおいしい季節です。魚類を含む動物一般は基本的に「匹」で数えることにしています。「尾」ももちろん間違いではないのですが、「数え方の辞典」(小学館)によると「尾」は「釣りの獲物」や「料理の材料となる魚」などを数えるのに用いられるとされており、使える状況がやや限定的。一方「匹」はより広い場面で使うことができ、「2種以上ある場合は適用範囲が広いものを使う」という社内ルールが適用されているのです。マグロのような大型の魚もまるごとなら「匹」でOK。毎日新聞用語集では使い方の基本や豊富な用例をまとめ、記事作成の一助としています。

思い切ってぶつかっていこう

 膝を付き合わせて→膝を突き合わせて

 「腹蔵なくじっくり話し合う」という旨の慣用句ですが、元々は互いの膝が触れあうほど近くに向き合って座るということ。ただし「触れあう」というのは、膝をピタッとくっつける(付)のではなく、ポンと軽くぶつける(突)というイメージを持つのがいいかもしれません。「照合する」という意味で使う時(「原簿と突き合わせる」など)も同じく「突」です。

5年ごとの「お約束」

 国政調査→国勢調査

 5年に1度の全国一斉調査・国勢調査が行われました。読者のみなさんは期限内に回答されたでしょうか。実施の年は記事で扱うことも多いため頻出する「定番」の間違い。行政監視などのために衆参両議院が持つ「国政調査権」があるため変換候補に上がりやすく、また専門的な用語であるせいか、なんとなくだまされてしまう変換ミスです。


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https://mainichi-kotoba.jp/info-20200926

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