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特集ワイド

LIVE・この場所から コロナ@観光地・浅草 芸人と不屈のまち、前へ

平日の雷門前。着物姿で訪れる若者の姿はあるが、奥の仲見世も人通りは少ない=東京都台東区で2020年11月9日、鈴木梢撮影

 日本を代表する観光地、東京・浅草は新型コロナウイルスで大打撃を受けている。第3波への警戒が強まる中、インバウンドの膨張が泡と消えた歓楽街を歩くと、下町情緒が漂ってくる。大衆芸能のまちに活力を与えているのは、浅草が原点の国民的スターでもあった。

 8日の日曜は行楽日和。地下鉄の浅草駅を出ると、秋晴れの空が広がる。外国人の姿が消えて閑古鳥が鳴いているかと思ったら、午前中からにぎわっていた。人の波に乗って仲見世に向かうと、人形焼き店は「GoToサービス 16コ500円」と宣伝している。浅草寺から西へ進むと、日本最初の遊園地とされる「花やしき」から歓声が響く。大衆酒場が軒を連ねる「ホッピー通り」は、昼過ぎなのに満席の店では若者たちがドンチャン騒ぎ。「屋外の席があるから密にならない」と羽目を外す。

 老舗の洋食店や天ぷら屋の前に行列ができる一方、インバウンドや観光客目当ての商売は大苦戦。土産物店に客の姿はほぼない。「歩いているのはほとんど近場の人。土産など買って帰りませんよ」。店主の男性が言う通り、観光客に声を掛けてみると東京や埼玉の人が多い。「11月は本来、修学旅行シーズンなのに」とこぼす店主の背後には、東京オリンピックのエンブレムが入った手ぬぐいが買い手もなくぶら下がっている。

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