かながわ経済 AIで危険運転検知 横浜の企業、ドライブレコーダー開発 運送業者などの利用想定 /神奈川

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
違反行為があると、そのときの車内と車外のカメラの様子と場所の地図が管理者に送られる=テレコム提供
違反行為があると、そのときの車内と車外のカメラの様子と場所の地図が管理者に送られる=テレコム提供

 AI(人工知能)が危険な運転を自動で検知するドライブレコーダーを使った交通事故削減支援サービスを、自動車周辺機器を販売する「テレコム」=横浜市都筑区=が開発した。法人向けで、危険な運転は映像付きで記録され、リアルタイムで利用企業の管理者に通知される。同社は「事故を引き起こす前に、リスクのある運転行動をAIで見える化し、事故を軽減したい」としている。

 「Dr・ライセンス」で、運転データの分析やフィードバックができる。AIが搭載されたドライブレコーダーは、車両や車線などを検知する「外カメラ」と運転手の顔の向きや目の開閉度を検知する「内カメラ」の2台を設置。急減速や急ハンドルに加え、通常のドライブレコーダーでは検知が難しかったわき見や一時停止無視、車間距離不足といった運転を、カメラと地図データなどを基にAIが判断し、映像を自動的にリアルタイムで知…

この記事は有料記事です。

残り613文字(全文989文字)

あわせて読みたい

ニュース特集