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古墳前期の祭祀遺構 「大溝」の有力候補 城陽・小樋尻遺跡 /京都

手前の堰板で水をせき止め、上澄みの浄水を木樋で導いた古墳時代前半前葉の「浄水祭祀」の遺構=城陽市の小樋尻遺跡で2020年11月12日午後2時48分、大川泰弘撮影

 城陽市富野久保田の小樋尻(こひじり)遺跡で、川からきれいな水をくみ取る施設を備えた古墳時代前期前葉(3世紀後半)の「浄水祭祀(さいし)」遺構が見つかった。府埋蔵文化財調査研究センターが発表した。

 川ののり面に据えた堰板(せきいた)で水をせきとめ、上澄みのきれいな水を木樋(もくひ)で導く仕組みになっていた。近くで漆塗りの木盾や琴、桃の種、勾玉(まがたま)といった祭祀具も出土。国内最古の浄水祭祀施設があったとされる、纒向遺跡(奈良県)や延永ヤヨミ園遺跡(福岡県)と同時代に属する。

 祭祀遺構は、一部を人工的に造築した自然流路の水辺にあった。木の皮で覆われており、建屋が建っていたとみられる。流路は幅約25メートル、深さ約2・7メートル。くいで木材を固定して水量を調整する、大がかりで複雑な施設も見つかった。

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