公明党は19日に党本部で開いた中央幹事会で、次期衆院選で広島3区に斉藤鉄夫副代表(68)=衆院比例中国ブロック=を公認候補として擁立すると正式決定した。広島3区は公職選挙法違反で公判中の元法相、河井克行被告(自民党を離党)の地盤で、自民党広島県連は公認擁立に向けて公募を始めており、自公が対立する異例の構図だ。
公明の西田実仁選対委員長は19日、記者団に「自民党とは県本部、党本部レベルで協議していたが、調整がつかなかった。政治の信頼が失墜し、与党として議席を回復するには斉藤鉄夫が最善だとの判断に至った」と述べた。山口那津男代表は同日昼、首相官邸で菅義偉首相(自民党総裁)と会談し、斉藤氏への支援要請などを求める方針。
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