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ポスト・トランプの風景

「おかえりアメリカ」 バイデン氏当選確実で気候変動対策の進展期待

米カリフォルニア州で山火事の消火活動にあたる消防ヘリコプター=2020年10月27日、AP

 「気候変動が実際に起きているかどうかの議論は終わりだ。カリフォルニアに来て、自分の目で確かめてほしい。これが現実だ」。米カリフォルニア州のニューサム知事(民主党)が9月11日に訴えた言葉は切実だった。異例の暑さと乾燥に見舞われた同州とオレゴン、ワシントンの米西部3州では今夏、山火事が頻発。米メディアによると、焼失面積は東京都の7倍超にあたる約1万7000平方キロに上った。

 大統領選を約2カ月後に控え、共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領の舌戦も熱を帯びてきた頃だった。米メディアによると、9月14日に現地を視察したトランプ氏は消防隊員らに謝意を述べる一方、「じきに涼しくなる」などと発言。記者団から「気候変動が主因とは考えないか」と問われた際には、「むしろ森林管理の問題が大きい。枯れ落ちた枝は乾燥し、マッチのようになる」と持論を展開した。

 確かに枯れ葉・枯れ枝は燃えやすい。その除去による防火帯の形成は延焼予防に効果があるとされ、トランプ氏の主張には同意する声もある。一方で気候変動を否定し続け、国際的な協力の枠組み「パリ協定」からも離脱を決めたその姿勢には批判も根強い。バイデン氏は同日、「トランプ政権がさらに4年続けば、どれだけの地域が山火事で消滅するだろうか」と述べ、トランプ氏を「気候放火犯」とまで呼んだ。

 大統領選でそのバイデン氏の当選確実が報じられた11月7日以降、ツイッターなどには…

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