鳥装人物の絵画土器出土 長野・東町遺跡で東日本初 西日本的な農耕祭事か

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戈を持つ鳥装シャーマンのイメージ図=長野市教育委員会提供
戈を持つ鳥装シャーマンのイメージ図=長野市教育委員会提供

 長野市は18日、長野遺跡群東町遺跡(同市東町)から、矛を持つ鳥装のシャーマンとみられる人物を描いた弥生時代中期後半(約2000年前)の絵画土器を発見したと発表した。同市によると、過去に鳥装人物の絵画土器は全国で10例ほどが出土しているが、東日本では初めて。同市埋蔵文化財センターの大井久幸所長は「長野盆地において西日本的な農耕祭事が行われた可能性を示す重要な資料になる」と述べた。【島袋太輔】

 絵画土器は高さ42・4センチ、口径19・7センチのつぼ。鳥装人物は高さ11・5センチ、幅6・4センチで、へら状の工具で彫られていた。右手に「戈(か)」と呼ばれる矛の一種で、柄に対して直角の刃部を装着した武器を持つ。頭部は欠損しているが、首から上には羽の頭飾りを着けている。長野県北部で出土する土器と共通した文様の円形模様も描かれていた。

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