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号外東京で新たに570人が新型コロナ感染

 手塚治虫が1970年代前半に発表した大人向け漫画を、息子の手塚眞監督が実写映画化した。人気小説家の美倉(稲垣吾郎)はある日、新宿駅の雑踏で酔っ払ったホームレスのような少女ばるぼら(二階堂ふみ)に出会い、家に連れて帰る。美倉はばるぼらの奇妙な魅力にとりつかれ、しだいにばるぼらなくしては生きられなくなっていく。

 現実と幻想、いつの時代かなど境界を取り払った自由奔放な映像表現に目を見張る。どのシーンを切り取っても絵画のように美しく、陰影の深い画面に手塚監督のこだわりを感じた。ただ、妖艶さや狂気性は抑え気味で、退廃感や耽美(たんび)性も薄味。物語が進むにつれ、逆にラブストーリー的な要素や滑稽(こっけい)さが強まった。美倉の作家としての苦悩がやや曖昧で、ばるぼらに翻弄(ほんろう)されていくさまをもっとねっとり…

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