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文化財物語

きのくにの宝/7 みそや別館(橋本市) 京都の大工招き、建築 /和歌山

国登録有形文化財のみそや別館=橋本市で2020年11月11日午前10時57分、藤原弘撮影

 橋本市の橋本駅近くに、老舗の「みそや呉服店」が営業している「みそや別館」がある。主屋、上蔵及び離座敷、下蔵の3棟が2004年、それぞれ国登録有形文化財となった。主屋は1883(明治16)年、京都から招かれた大工らによって建てられた。市内では珍しい京都風町家の建築物だ。

 みそや別館は建築当初、呉服店を経営する谷口家の店舗兼住宅だった。現当主の谷口善志郎さん(82)によると、主屋の入り口は店舗部分にあって、店舗内の扉からいったん外に出て、その先の玄関から住宅部分に入る、という仕組み。京都などの裕福な商家に見られる「表屋造」と呼ばれる建物だという。

 建てたのは谷口さんの曽祖父で、「京都の西陣や室町とつながりがあった。京都風の特徴を出そうとしたのだろう」と谷口さんは推測する。

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