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金言

人は誤るのだから=小倉孝保

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 「レット・ヒム・ハブ・イット(Let him have it)」。通常、「やっちまいな」を意味するこの短い言葉に、英国の死刑制度が揺れたことがある。

 事件は1952年11月、ロンドンで起きた。19歳のベントレーは友人と2人で夜間、倉庫に忍び込み、屋根に上った。下りるよう警官に命じられ、腹を立てた友人が警官を射殺する。ベントレーが友人に放ったのがこの言葉だった。

 2人は逮捕され、ベントレーは死刑判決を受けた。絞首刑が執行されたのは事件からわずか2カ月半後である。第二次世界大戦の爆撃による脳への障害で、彼は読み書きができなかった。友人については年齢(16歳)を考慮し、死刑は適用されていない。

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