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小松由佳さん=シリア難民の現状を伝えるフォトグラファー

シリア難民の現状を伝えるフォトグラファー、小松由佳さん=明珍美紀撮影

小松由佳(こまつ・ゆか)さん(38)

 「故郷を追われたシリア人は、体の奥深くに土地の記憶を持ち続けている」。内戦下のシリアから脱出した夫と家族の軌跡を中心に、弾圧を受け、一家離散を余儀なくされる難民の現状をつづった著書「人間の土地へ」をこの秋、刊行した。

 学生時代は登山に打ち込んだ。東海大山岳部初の女性主将を務め、卒業後の2006年には、同部OBらが組織した登山隊に参加。パキスタンと中国の国境付近にある世界第2の高峰「K2」(8611メートル)に日本人女性として初めて登頂した。

 下山後、フォトグラファーに転身し、草原や砂漠の遊牧民たちを撮影していた頃、ラクダの放牧をしていたシリア人の夫やその家族と出会った。毎年のようにシリアを訪ねたが、11年の民主化運動と内戦で状況は一変した。夫は政府軍に招集され、隣国ヨルダンに脱走した。2人はそこで再会し、13年に結婚して日本で暮らし始めた。

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