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在日米軍に対する特別待遇を定め、さまざまな問題を生む元凶ともされる日米地位協定。見直しを求める声が広がっています。

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騒音、相次ぐトラブル…米軍空域「マグナム」上空ルポ 密室交渉で昨年拡大

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 青森県沿岸部に広がる米軍の臨時訓練空域が2019年6月に拡大されていたことが毎日新聞の取材で判明した。空域は威力のある弾丸や拳銃を意味する「マグナム」と呼ばれる。その面積は約1万平方キロにわたり、東京23区の17個分に相当する広大なものだ。どんな空域なのか。上空からルポした。【大場弘行、松本惇】

 11月の晴れた朝、記者を乗せた小型ジェット機が東京・羽田空港を飛び立った。1時間ほど北上すると、操縦士が高度を下げながら声を張りあげた。「雲を抜けると普代村です!」

 小窓から見下ろすと、太平洋に面した岩手県普代村が視界に入る。マグナム空域はこの村から青森県北部までの沿岸部上空などにわたって帯のように延びている。昨年、この帯の北側と南側がそれぞれ拡大された。その面積だけで東京23区の約3倍に相当する。南側では、普代村を含む岩手県北部に面した南北45キロにわたって空域が広がった。

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