奈良県立橿原考古学研究所と奈良市教委は20日、同市法華寺町の大型前方後円墳「ウワナベ古墳」(5世紀前半)の発掘調査で、規模が従来の想定より一回り大きく、全長が270~280メートルと推定されると発表した。同古墳を含む市北部の「佐紀古墳群」では五社神(ごさし)古墳(全長267メートル)を上回り、最大規模となる。
ウワナベ古墳は、被葬者は特定できていないものの天皇陵や皇族の墓の可能性がある「陵墓参考地」の一つ。墳丘は宮内庁が、周濠(しゅうごう)は地元の農家組合がそれぞれ管理している。今回は、宮内庁が護岸工事の事前調査をするのに合わせ、県と市が墳丘に近い区域を初めて調査した。
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