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藤井王位が最年少で200勝達成 勝率トップ、達成期間は羽生九段に続き2位

木村一基九段に勝利し、対局を振り返る藤井聡太王位=東京都渋谷区の将棋会館で2020年11月20日午後7時53分、幾島健太郎撮影

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 残留争いをしていた藤井聡太王位(18)は101手で木村一基九段(47)を降し、3勝3敗で全日程を終えた。この勝利で史上最年少(18歳4カ月)でのプロ入り通算200勝(40敗)=未公開の対局結果を含む=を達成した。しかし、広瀬も勝って3勝3敗で並び、昨期の七番勝負挑戦者の広瀬がリーグの順位は上位のため、広瀬がリーグ残留を決め、藤井は木村、佐藤天彦九段(32)とともにリーグから陥落した。羽生は4勝2敗で挑戦権を逃したが、リーグには残留。木村は6戦全敗で終えた。

 藤井の18歳4カ月での200勝達成は、永世称号獲得者と中学生棋士になった者の中では羽生を9カ月上回る最年少記録で、通算8割3分3厘の勝率もトップ。ただ、プロ入りからの達成期間4年1カ月は、羽生の3年11カ月に及ばず、2位だった。

 藤井は2016年10月1日付で史上最年少でプロ入り。デビュー戦は3カ月近く後の同年12月24日で、そこから29連勝して最多連勝記録を更新した。各棋戦での活躍で強豪との対戦が増える中でも8割を超える勝率をキープし、20年度はタイトル戦初挑戦となった棋聖戦を3勝1敗、続く王位戦を4勝0敗で制して一気に2冠に輝いた。

 200勝達成について藤井は20日の対局後、「これからも実力を高めて、それを積み上げられるよう頑張りたい」と語った。【新土居仁昌】

スピード記録は全く意識していない

 最年少で通算200勝を達成した藤井聡太王位(18)は20日、王将戦リーグ最終局の感想戦が終わった後、報道各社の取材に応じた。主なやりとりは次の通り。【新土居仁昌】

 ――8割を超える勝率で達成した。

 藤井 (40敗と合わせた)240局でいろいろな経験ができたかなと思っているので、それを生かしていけるようにしたい。

 ――最年少記録を更新したことについて。

 藤井 スピード記録は全く意識していないです。これからどんどん対戦相手も強くなってくると思うので、対応できるようにしたいと思います。

 ――タイトルを獲得後の将棋について。

 藤井 王位を獲得後は対局の間隔が空くことが多くて、内容的にもペースをつかめていないところがあると思う。今期の王将戦は6局指していい経験になったと思うので、対応していきたい。

 ――タイトル戦の今後の目標は。

 藤井 去年までは挑戦もなかったので、棋聖と王位を獲得できたのはいい結果を出せたと思う。だが、今期の王将戦リーグを見ても、実力が足りないところはかなりあると思うので、より実力を高めてコンスタントに各棋戦で上位に行けるようにすることが来期の目標になるかなと思います。

 ――200勝の中で思い出の一局は。

 藤井 棋聖戦の第1局は初めてのタイトル戦の対局だったが、自分なりに精いっぱいできたのかなと思っているので印象に残っています。

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