北アイルランド紛争「真相闇に」 英政府が調査限定、遺族ら反発

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
プロテスタント系住民が住む地区では、プロテスタント過激派武装組織を描いた壁画などが目につく=北アイルランドの中心都市ベルファストで2019年11月、服部正法撮影
プロテスタント系住民が住む地区では、プロテスタント過激派武装組織を描いた壁画などが目につく=北アイルランドの中心都市ベルファストで2019年11月、服部正法撮影

 英領北アイルランドでプロテスタント系住民とカトリック系住民が対立した北アイルランド紛争(1968~98年)時に発生し、未解決となっている多数の殺人事件に関し、英国政府が調査対象を限定する方針を打ち出したことに対し、事件の被害者らから、反発の声が上がっている。方針の背景には、当時の英当局・軍関係者への訴追乱発を避けたい与党・保守党やジョンソン政権の思惑があるとみられるが、被害者らは真相が「闇」に葬られる懸念を強めている。

この記事は有料記事です。

残り1884文字(全文2096文字)

あわせて読みたい

注目の特集