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晴レルデ

大阪メルロー/24 飛鳥と結ぶ「葡萄の道」

紅葉したブドウ畑。特徴ある赤シソのような未知なる黒ブドウ(大阪RN-1)の葉群もみえる=大阪府羽曳野市小ケ谷地区で2020年10月、高尾具成撮影

 北半球では、新酒シーズン真っ盛りである。ワイン愛好家たちには待ちに待った季節の到来だ。だが、発酵を続けるブドウ果汁の横で醸造家たちの忙しい日々はやまない。醸造家、仲村現二さん(62)が営む「仲村わいん工房」(大阪府羽曳野市飛鳥)でも、父光夫さん(2003年に80歳で他界)が独自に交雑育種を繰り返し、羽曳野市小ケ谷(こかたに)地区の畑に残したルーツのわからない未知なる黒ブドウ(大阪RN―1)をはじめ、いくつもの品種のブドウが醸造され、タンクの中で豊かなワインへと深化を続けていた。

 同工房は「日本最古の官道(国道)」と言われる竹内街道・横大路(大道)沿いにある。大陸からの外交、信仰、交易の拠点となった大阪の港・難波津(現在の大阪市中央区付近)と政治の中心である飛鳥宮(奈良県明日香村岡)を結ぶ道として、613年に整備されたとされる。

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