- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷

若田さん「JAXA理事経験生かす」/古川さん「9年間素振りしてきた」
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は20日、宇宙飛行士の若田光一さん(57)が2022年ごろ、古川聡さん(56)が23年ごろ、それぞれ国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在すると発表した。
両飛行士はオンライン記者会見を開き、自身の日本人最多記録を更新する5回目の宇宙飛行となる若田さんは「心から感謝している。今回は船外活動をぜひ実現したい」と述べた。11年以来2回目の飛行となる古川さんは「9年間ベンチ裏でバットを素振りしてきたが、ますます熱が入っている」と意気込みを述べた。
いずれもJAXAの定年となる60歳直前での宇宙飛行となる見込み。日本人で最高齢の宇宙飛行は17日にISSに到着した野口聡一さん(55)で、ベテラン二人は大幅に更新することになる。搭乗する宇宙船は、運用段階に入った米スペースXの「クルードラゴン」か、米ボーイングが開発中の「スターライナー」のどちらかになるという。
この記事は有料記事です。
残り443文字(全文874文字)