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今週の本棚・著者に聞く

上間陽子さん 『海をあげる』

上間陽子さん

 ◆上間陽子(うえまようこ)さん

 (筑摩書房・1760円)

優しい人がつぶされぬために

 <でもね、風花。大人たちはみんな知っている。護岸に囲まれたあの海で、魚やサンゴはゆっくり死に絶えていくしかないことを>

 「アリエルの王国」と題したエッセーの一節。「あの海」とは沖縄・辺野古の海のことだ。アニメの主人公が住むような青い海で、米軍普天間飛行場移設のための土砂投入が始まった時の思いを、自身の娘にこう伝える。

 著者は沖縄県生まれの琉球大教授。2017年、沖縄の風俗業界で働く女性らの軌跡を記録した『裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち』(太田出版)で注目された。

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