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『金箔のコウモリ』=エドワード・ゴーリー著、柴田元幸・訳

『金箔のコウモリ』

『金箔(きんぱく)のコウモリ』

 (河出書房新社・1430円)

 独特のモノクローム画で知られる米国の絵本作家、エドワード・ゴーリー(故人)。1956~79年にニューヨーク・シティ・バレエ団のほぼ全ての公演に赴いたとの逸話が残る著者が、愛し続けたバレエを題材に描いた一作だ。単行本は66年刊で、没後20年の今年に邦訳が刊行された。

 5歳の女の子モーディー(モード)は、街にいたところを偶然あるマダムの目に留まり、バレエ学校に通うように。バレエ団に所属し、初めてのソロは蝶(ちょう)の役。やがてモードは「時代を代表するバレリーナ」へと駆け上がる。一方で、バレエとは別に日常の生活は「本当にかつてと何も変わらなかった」とも。モードの淡々とした表情は、心の空洞の表れかと想像した。

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