東日本大震災

福島第1原発事故 除染業者が匿名寄付 発注元・田村市に還流か 計1.6億円

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 東京電力福島第1原発事故を受けて福島県田村市が発注した除染関連事業を巡り、落札した複数の業者が2018~19年度、匿名で市に多額の寄付をしていたことが判明した。毎日新聞が入手した内部資料によると、計16社から総額1億6820万円に上る。複数の業者によると、特定の業者が寄付するよう働き掛けていたという。本田仁一市長は20日の記者会見で「審査して問題ない寄付として受け取っている」と述べたが、事業は国の予算で行われており「市が国費を迂回(うかい)して得ている」との指摘がある。

 内部資料などによると、寄付したのは、除染廃棄物を市内の一時保管場所から大型車への積み込み場まで運ぶ「端末輸送」を、18~19年度に落札した地元16社。各社50万~2500万円で総額1億6820万円。市は「寄付者が公表を望んでいない」として詳細を明らかにしていない。

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