会員限定有料記事 毎日新聞
欧州連合(EU)を離脱した英国とEUの自由貿易協定(FTA)など将来の関係を巡る交渉が大詰めを迎えている。英国が事実上EUにとどまる「移行期間」が終了する2020年末までにFTAを発効できなければ、経済が大きく混乱する恐れがある。一部で交渉妥結に近づいているとする観測もあるが、意見の相違はなお根深いとみられ、「時間切れ」となる可能性も否定できない。
交渉の主要な焦点は、国家補助金の扱いなど公正な競争条件の確保と、英海域でのEU漁船に対する漁業権の2点だ。FTA発効には、合意の後に双方の議会承認などが必要となるため、残された時間は少ない。
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