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「めちゃくちゃやってやろう」目覚めたタカ・栗原 重圧はねのけシリーズ初本塁打

【巨人-ソフトバンク】二回表ソフトバンク無死一塁、栗原が右越え2点本塁打を放つ=京セラドーム大阪で2020年11月21日、藤井達也撮影

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○ソフトバンク5―1巨人●(21日・京セラ)

 ソフトバンクの栗原がシリーズ初本塁打を含む3安打4打点の活躍を見せた。

【巨人-ソフトバンク】二回表ソフトバンク無死一塁、栗原が右越えに2点本塁打を放つ(捕手・大城)=京セラドーム大阪で2020年11月21日午後6時33分、徳野仁子撮影

 大舞台の初戦。そんな重圧をみじんも感じさせないほど、ソフトバンクの5番・栗原のスイングは伸びやかで迷いがなかった。シリーズ初本塁打を含む、3安打4打点の大暴れ。「めちゃくちゃ緊張しました」という言葉とは裏腹に、強打者の風格が漂っていた。

 初打席は二回無死一塁の場面。今季成長株の24歳に工藤監督が出したサインは「打て」だった。2ボールから、巨人先発・菅野の3球目、内角のスライダーを「思い切って打ちにいこうと思った」と巧みにさばいて右翼席に運ぶ先制2ラン。四回には右翼線二塁打、六回にも2点適時二塁打と、みせた。

【巨人-ソフトバンク】ヒーローインタビューを終え、声援に応えるソフトバンクの栗原=京セラドーム大阪で2020年11月21日、山田尚弘撮影

 入団6年目の「覚醒」は必然だったのかもしれない。昨年までの1軍出場は46試合で本塁打はわずか1本。それでも、その秘めたる能力を評価する声はチーム内で大きかった。捕手登録ながら、打撃を生かすため外野を守り、開幕先発を勝ち取った。不調に陥っても首脳陣は我慢強く使い続けた。今季17本塁打は柳田の29本に次ぐチーム2位だ。

 ロッテとのクライマックスシリーズ(CS)は無安打と苦しんだ。日本シリーズ開幕前、けがで戦列を離れている今宮から「日本全国に栗原という名をアピールしてきなさい」とメッセージが届いた。栗原は「その言葉が本当に大きかった。相手はすごい投手で、こちらは背負うものはない。めちゃくちゃやってやろうと」。シーズン中の不調時の引き出しを生かし、打撃を修正。全国の野球ファンに名刺代わりの一発を放った。

 チームは昨年のCSからポストシーズンは破竹の13連勝。若手の期待通りの活躍もあり勢いが出そうだが、工藤監督は「一喜一憂せず、力合わせて頑張りたい」。日本シリーズ4連覇に向けて死角が見当たらない。【生野貴紀】

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