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西村剛さん(45)=愛知県犬山市
ヘリウムガスを吸ったワニに発声させる実験で9月、京都大霊長類研究所(愛知県犬山市)の西村剛准教授(45)が「人々を笑わせ、考えさせる」研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の音響賞を、研究グループの一員として受賞した。「受賞を聞いた時には驚いた。受賞をきっかけに、こういった研究があると知ってもらえるのがうれしい」と喜ぶ。
ヘリウムガスは、吸うと声が高くなることが知られている。ヘリウムガスを使った声と元々の声を比較することで、どのような方法で声を出しているかが分かるといい、トリを用いた実験が一般的になっている。自身はこの手法をサルに応用し、サルが声を出す方法を研究していた。
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