白浜町の南紀白浜空港や周辺の商業施設で行われている顔認証システムによるおもてなしサービスの実証実験。開始から約2年が経過し、内容も参加施設も広がりつつある現状を紹介する。
顔認証システムは、まず専用サイトにスマートフォンでアクセスし、顔写真やクレジットカード情報などを登録する。登録は無料。完了すると、各施設にあるカメラ端末が登録者の顔を確認し、飲食や買い物時に「顔パス」の決済などが受けられるサービスだ。
白浜空港では、到着して手荷物受取所のモニターに近づくと、設置されたカメラが登録者の顔を認識し、モニターに荷物待ち時間が表示される。続いてロビーのモニターには「ようこそ○○さん」と歓迎メッセージが出る。空港内のレストランや売店の支払いは顔認証決済でOKだ。帰りの搭乗待合室には記念写真が撮れるモニターがあり、映り込むと登録しているメールアドレスに写真データが送られる。
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