メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

コロナで変わる世界

第1部 くらしの風景(その2止) 大都市密集、弱点に ロンドン、緑求め郊外へ

ロンドンの王立公園・ブッシーパークを悠然と歩く野生の鹿=横山三加子撮影

 

 人、モノ、情報が密集する都市空間の経済的な強みは、コロナ禍で市民を感染リスクにさらす弱点となった。新型コロナウイルスの拡大は、世界の巨大都市の風景を変えつつある。

 「第2波」到来で11月初旬から2度目のロックダウン(都市封鎖)に入った英国の首都ロンドン中心部から、電車で揺られること約40分。東京ドーム約90個分の緑地が広がる王立公園ブッシーパークでは、散歩する家族連れや池をのんびりと眺めるカップルの横を、野生の鹿が悠然と歩いていた。

 会社員で独身のジェマ・シャーさん(36)は、春のロックダウンを機に8年住んだロンドン中心部のマンションの部屋を売り、この公園のそばに家を購入した。「第1波」のさなか、英政府は感染拡大を抑えるため飲食店の営業停止など国民に厳しい行動規制を課した。外で軽い運動をすることは認められていたが、自宅がある市街地の小さな公園は「人であふれていた」。逃げるようにブッシーパークの近くに暮らす妹夫婦の家で10週間…

この記事は有料記事です。

残り2250文字(全文2670文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「菅語」を考える 小田嶋隆さんが読む首相の「恐怖政治断行」宣言 「小さな部屋の王様」の恫喝

  2. 「鬼滅の刃」興行収入275億円 「タイタニック」超え、歴代2位に

  3. 山形女医殺害「殺意なかった」 元大学生の被告、一部否認 地裁初公判

  4. 「菅語」を考える 論理的でない受け答え「首相の器ではない」 上西充子法政大教授

  5. 米砂漠の“謎の金属柱”消える 連邦政府機関「未知の個人・集団が撤去」

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです