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将棋

第79期名人戦A級順位戦 菅井竜也八段-広瀬章人八段 第17局の3局

我が道を行く

 「どう指されるかわからなかった」と広瀬。菅井は35分の考慮で[先]8六飛を決行。上着を脱ぎ、ネクタイを外した。振り飛車らしくさばきを目指す。[後]8五歩に[先]8七飛は不安定な引き場所に見えるが、[先]8八飛には[後]8六香が気になるところ。[先]7八飛に[後]8七香成がうるさい。

 やむことのない雨が降りしきり、窓の外が灰色に沈む。夕刻。銀と桂香の二枚替えで駒得を果たした広瀬は[後]7五角と飛び出してさばきにかかる。次に[後]9七角成や[後]6六香が楽しみだ。菅井はすっと[先]7七角と上がり、[先]4五歩に期待。残り時間が3時間を切った。

 広瀬は構わず角を成る。「ほー」と棋士室の脇謙二八段。「[先]4四歩には金を避けるつもりですか」。夕休後、パタパタと手が進む。[後]3三金に[先]4三銀は[後]4二歩と受けられて先がない。互いに我が道を行き、形勢は互角。広瀬がワイシャツ姿で盤に向き合う。[後]6四歩では[後]7四桂も有望。以下[先]3九角[後]7七と[先]8三歩成[後]4二飛が進行の一例だが「広瀬さんの棋風ではないね」と声が上がっ…

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