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松尾貴史のちょっと違和感

放送タレント・松尾貴史さんのコラム。テレビから政治まで、「違和感」のある話題を取り上げます。

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税金の無駄遣い 会計検査院はガス抜きだけか

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松尾貴史さん作
松尾貴史さん作

 米軍普天間飛行場の移設計画で、建設が強行されている沖縄・辺野古の工事現場の警備費に、日当が1人当たり4万~6万円近くも出ているという。ところが警備員本人には1万円しか渡されていない。2年間で77億円も使われている計算になる。入札は1社応札で、しかも業者の言い値だったとも伝えられている。政府が「税金は湯水のように自由に使わせてもらえる金だ」と思っていることの結果だろう。

 遠く離れて、東京電力福島第1原発の事故による被ばくの除染をする作業員にも同じようなことが行われていた。作業が始まってからも汚染の解消は遅々として進まないが、除染会社の利益率は8年間、5割を常に超えている。

 一般社団法人「サービスデザイン推進協議会」が新型コロナウイルス対策の持続化給付金の事業を約769億円で受注したことについても、同じような意識が通底している。電通、パソナ、トランスコスモスの3社で設立したこの法人から、ほぼ丸投げで電通に再委託している。一体何のための迂回(うかい)なのか…

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