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観賞用の改良メダカ、川で見つかる 自然種絶滅の恐れ 専門家「放流やめて」 大分・佐伯

見つかった品種改良メダカ=大分県佐伯市弥生上小倉の番匠おさかな館で2020年11月16日午後1時11分、辻本知大撮影

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 大分県佐伯市の番匠川で、野生には生息しない品種改良のメダカが見つかった。野生種のメダカと交配を繰り返すことで、生来のメダカが絶滅してしまう恐れがあり、地元の水族館は「改良されたメダカを自然に放すのはやめて」と呼びかける。

 青色や黒色だったり、体形が丸かったりと、品種改良されたメダカは、熱帯魚などに比べて飼育しやすいことから近年、愛好家に人気がある。

 番匠川で見つかったのは、頭がオレンジで、尾びれにかけて白色の改良メダカ。同市の水族館「番匠おさかな館」の立川淳也学芸員(45)が10月20日、約30匹の群れを確認した。

 立川さんによると、番匠川に生息する野生メダカは、本来は全身が褐色。見つかった改良メダカは、観賞用に飼育されていた個体を誰かが放流したものとみている。

 改良メダカは捕獲され、同館で保護。立川さんは「観賞用メダカは他の大きな魚にすぐ見つかってしまい自然で生き残ることが難しい」としつつ「野生メダカには地域固有の遺伝子がある。改良メダカと交配すれば、遺伝子がかき乱されてしまう」と警鐘を鳴らしている。【辻本知大】

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