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「今できることは精いっぱいやった。来場所につながる」 照ノ富士、決定戦で優勝逃す

本割で照ノ富士(上)があびせ倒しで貴景勝を破る=東京・両国国技館で2020年11月22日、幾島健太郎撮影

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 大相撲11月場所千秋楽の22日、小結・照ノ富士(28)=伊勢ケ浜部屋=は、本割で大関・貴景勝(24)=千賀ノ浦部屋=に勝って13勝2敗で並んだが、優勝決定戦では貴景勝に敗れ、優勝を逃した。

 押し出された土俵下で、照ノ富士はぐっと唇をかんだ。それでも「今できることは精いっぱいやった。来場所につながる」。そう振り返った言葉には、目前で2場所ぶりの賜杯を逃した悔しさよりも、3年ぶりの返り三役で13勝を挙げた充足感がにじんでいた。

【大相撲11月場所 千秋楽】敢闘賞を受賞した千代の国(手前)と志摩ノ海(右奥)。左奥は技能賞を受賞した照ノ富士=東京・両国国技館で2020年11月22日(代表撮影)

 本割の一番は、立ち合いで鋭く踏み込んで、貴景勝の出足を止めた。相手得意の突きを耐え、いなしもこらえると、最後は動きが鈍った相手を捕まえて、豪快に浴びせ倒した。「思い通りに(相撲が)取れた」と、自身も納得の一番で優勝に望みをつないだ。それでも、古傷の膝の痛みは隠しきれず、決定戦で再び大関をはね返す力は残っていなかった。

 今場所は持ち味の豪快な取り口を見せる一方、前まわしをつかんで頭を低くする粘り強い相撲でも白星を重ねた。両膝のけがなどで大関から序二段まで落ち、再び三役にはい上がってきた照ノ富士の成長を、八角理事長(元横綱・北勝海)は「強引なところをなくし、慎重な相撲に変わってきた」と評価した。

 小結で2桁白星を挙げ、大関復帰への足場を固めた。来年の目標を問われると、「元の位置に戻る。それだけ」と即答。既に大関の風格は取り戻しつつある。【真下信幸】

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