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豪快、甲斐シリーズ初本塁打 野村克也さんの「19」背負うタカ正捕手の意地

【巨人-ソフトバンク】二回表ソフトバンク1死、甲斐が中越え本塁打を放つ=京セラドーム大阪で2020年11月22日、久保玲撮影

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○ソフトバンク13―2巨人●(22日・京セラ)

 ソフトバンクが快勝。甲斐が自身シリーズ初本塁打を放った。

【巨人-ソフトバンク】二回表ソフトバンク1死、中越え本塁打を放った甲斐(右)をベンチで迎える工藤監督=京セラドーム大阪で2020年11月22日、藤井達也撮影

 スイングの豪快さ、打球の飛距離、いずれも9番打者のそれとは思えない。二回、ソフトバンクの甲斐が自身シリーズ初本塁打となる中越えソロ。「しっかり芯で打つことができた」と満足げに振り返った。

 チームが3点を先制した後の二回1死。巨人先発・今村の甘く入ってきた直球をフルスイングした。打球は高々と上がり、バックスクリーン左まで飛んだ。打線の勢いを止めない、貴重な追加点となった。

 2年前の日本シリーズで最高殊勲選手(MVP)に選ばれた。評価されたのは「肩」。広島の走者の盗塁を計6度阻止し、「甲斐キャノン」と称され話題となった。一方で甲斐自身の心境は複雑だった。当時のシリーズ打率は1割台で、シーズン中は代打を送られることもあった。「正捕手」として胸を張れるよう「打撃でも輝きたい」と誓った。打力も磨いて、2年連続11本塁打をマークした。

 特別な思いで臨んだ1年だった。今季、野村克也さんが南海時代に付けた背番号「19」を継承。同じ母子家庭で育ったことなどから、野村さんに「似ているね」と言われ、甲斐も野村さんの書籍を読んで配球を学んだ。今年2月に野村さんが亡くなった時は「ユニホーム姿を見せたかった」と涙ながらに語った。その野村さんが長くプレーした大阪の地で宿敵・巨人相手に会心の一打。師匠もニヤリと笑っているに違いない。【生野貴紀】

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