キャンパスに最適な「物件」 京町家を学びの場にする動きが相次ぐ理由

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
「富小路まちやキャンパス」の開所式であいさつする高見茂・京都光華女子大学長=京都市中京区で2020年10月30日、川平愛撮影
「富小路まちやキャンパス」の開所式であいさつする高見茂・京都光華女子大学長=京都市中京区で2020年10月30日、川平愛撮影

 京都市内にある町家を改修し、大学のサテライトキャンパスに活用する動きが相次いでいる。伝統的な町家を学びの場とすることで、学生に「京都らしさ」を体験させるメリットがある。一方、京の町家は再開発や維持管理の難しさなどから解体が進む。それぞれの事情を抱える大学と町家が、連携することで未来につなげようとする取り組みを追った。

 「この地域の歴史や伝統、文化を世界に発信していきたい」。10月30日、京都市中京区の町家に学校法人光華女子学園(右京区)が設置した「富小路まちやキャンパス」の開所式で、京都光華女子大の高見茂学長はこう語り、期待を込めた。明治後期の建築とされ、茶室や和室など計4部屋(延べ約67平方メートル)をキャンパスとして使う。法人傘下の学校などに通う幼稚園児から大学院生までの幅広い層が、京都の歴史や文化、産業…

この記事は有料記事です。

残り1289文字(全文1649文字)

あわせて読みたい

ニュース特集