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埋もれた記憶・朝鮮戦争70年

朝鮮戦争で米掃海艇の日本人男性死亡 最前線の犠牲まとめた文書の存在判明

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米海軍の掃海艇に乗船して死亡した日本人について書かれた外務省の文書=福岡市中央区で2020年11月19日、田鍋公也撮影
米海軍の掃海艇に乗船して死亡した日本人について書かれた外務省の文書=福岡市中央区で2020年11月19日、田鍋公也撮影

 1950年に勃発した朝鮮戦争(53年に休戦協定)で、米海軍の掃海艇に乗った福岡県出身の日本人男性が機雷除去中の触雷事故で死亡していたことが、外務省外交史料館の文書で判明した。朝鮮戦争の日本人犠牲者を巡っては、政府が港湾業務など後方支援で死亡した日本人をまとめた文書はあったが、米掃海艇など戦闘最前線の犠牲者をまとめた政府公文書の存在が明らかとなるのは初めて。

 今年7月に外交史料館で開示された文書には、福岡県小倉市(現北九州市)の男性(当時26歳)が米掃海艇パートリッジに乗り、51年2月2日に朝鮮半島沖で「触雷沈没により死亡」との記載があった。氏名などは「他国との信頼関係が損なわれる恐れがある」(外務省)などとして黒塗りにされていた。文書には「他に日本人一名乗船し死亡」と記しつつ「事実は不明」とあった。

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