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けが人複数の日本郵政をクイーンズ駅伝連覇に導いた、異色監督の秘策

連覇を喜び合う日本郵政グループの鈴木亜由子(左)、高橋昌彦監督(右から3人目)ら=仙台市の弘進ゴムアスリートパーク仙台で2020年11月22日、和田大典撮影

 日本郵政グループが大会新記録で史上8チーム目の2連覇を果たした22日の第40回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)。実はエースの鈴木亜由子(29)ら複数の選手にけがが相次ぎ不安を抱えていたが、陸上長距離界では異例の「マル秘」トレーニングを取り入れ、宮城路に合わせてきた。

肉離れの右脚に再び違和感

 終盤の5区で積水化学との55秒差をひっくり返し、首位を奪い返した東京オリンピック・マラソン代表の鈴木はレース後、思わず本音をこぼした。「私が走れなかった間も練習を積んでいたみんなのために、やらないといけなかった」。脚に違和感を抱え、ギリギリの状態で大会に臨んでいたのだ。

 鈴木は1月の米国合宿中、右太もも裏の肉離れを起こし、約4カ月後に走り始めてからも足の裏や甲に痛みが相次いだ。8月末にチーム練習に復帰したが、駅伝の約3週間前の10月31日、1月と同じ箇所に再び違和感が出た。精密検査で異常なしと診断されたものの、本番までハードな練習は避けざるを得なかった。

 前回大会の2区で区間2位だったスピードランナーの菅田雅香(19)も、右足甲の疲労骨折で10月上旬から1カ月ほど走れなかった。相次ぐアクシデントにも、高橋昌彦監督(55)は「本番には間に合う」と揺るがなかった。トライアスロン元日本代表という異例の経歴を持つ指導者ならではの秘策を…

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小林悠太

毎日新聞東京本社運動部。1983年、埼玉県生まれ。2006年入社。甲府支局、西部運動課を経て、16年から東京本社運動部。リオデジャネイロ五輪を現地取材した。バドミントン、陸上、バレーボールなどを担当。学生時代、184センチの身長を生かそうとバレーに熱中。幼稚園児の長男、次男とバレーのパスをするのが目下の夢。

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