連載

特集ワイド

「人だかりがする」ニュースを目指して、読み応え十分の記事をラインアップ。

連載一覧

特集ワイド

その不自由さ、正しいか シンガー・ソングライター 小室等さん フォーク歌い半世紀、コロナ禍の日本へ問い

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
歌手の小室等さん=東京都練馬区で2020年11月18日、吉田航太撮影
歌手の小室等さん=東京都練馬区で2020年11月18日、吉田航太撮影

 日本のフォーク音楽の草分けであるシンガー・ソングライター、小室等さんが23日、77歳になった。半世紀以上にわたって「プロテストソング」を歌い続けてきたレジェンドは、「喜寿」を迎えてなお精力的にメッセージを発信している。コロナ禍の日本社会は、小室さんの目にどう映っているのだろうか。

 「あの日のことをよく覚えています。僕の27歳の誕生日の2日後でした。あれを機に、彼の本を読むのをパタッとやめました」

 1970年11月25日、東京・市ケ谷の自衛隊駐屯地で割腹自殺した三島由紀夫のことだ。その前年、東大全共闘との公開討論会に出席した際の三島の発言に、小室さんは「ある種のかっこよさ」を感じたという。東大に乗り込んだ三島は、会場を埋め尽くした1000人以上の学生を前に、こう述べた。

この記事は有料記事です。

残り2639文字(全文2978文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集