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隠された日本人犠牲者 朝鮮戦争で米軍帯同、外交文書に

米軍から提供された平塚重治さんの写真。亡くなる1週間前に撮影されたといい、平塚さんの右手側には銃が立てかけられている=平塚禎子さん提供

 70年前に勃発した朝鮮戦争で、米海軍の掃海艇に乗り込んだ日本人犠牲者の存在が外務省外交史料館の公文書で裏付けられた。朝鮮戦争の日本人死者を巡って、政府は戦闘に関係したとみられる犠牲者を長く極秘にしてきた。その全容はいまだ判然としない。【飯田憲】

基地従業員「戦場」へ

 外交史料館の文書によると、米海軍の掃海艇に乗船して死亡した福岡県小倉市(現北九州市)の男性(当時26歳)は、朝鮮戦争開戦の約1年半前、1948年11月に掃海艇パートリッジの「雑役夫」として雇われていた。朝鮮戦争に急きょ駆り出されたのではなく、元々米掃海艇で働いていたとみられる。

 なぜ朝鮮戦争に動員されたのか。99年5月に毎日新聞が報じた、元在日米軍基地従業員で米掃海艇の触雷事故を目撃した神奈川県横須賀市の男性の証言にヒントがある。

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