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第2日(23日・東京ドーム)
大阪市が危なげない試合運びを見せた。四回に西川のソロで先制し、五回にも2死満塁から西川の3点適時二塁打と長田の適時打で計4点を追加した。先発・浜崎は八回まで被安打2、毎回の9奪三振。川崎市は継投が裏目に出た。六回無死一、二塁の反撃機も生かせず、零封負けを喫した。
光る経験値
ハイライトはこの試合、初めて川崎市の先頭に出塁を許した六回だった。四球と内野安打で無死一、二塁。マウンド上の大阪市の右腕・浜崎は、ここからが勝負とばかりにベテランらしい巧みな投球術を披露した。
相手の2番打者を123キロのチェンジアップ、3番打者を140キロの直球で空振り三振に仕留めた。いずれも、コースはど真ん中。痛打される危険性もあるが、球速に落差をつけることでタイミングを狂わせた。制球力があるからこそなせる配球に川崎市の打者も苦笑いするしかなかった。
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