会員限定有料記事 毎日新聞
幅広い人脈や豊富な知識を持ち「外務省の中国専門家の中でナンバーワン」と言われる垂(たるみ)秀夫・新駐中国大使(59)が25日に任地の中国・北京に向かって出発する。中国で3回、台湾で2回の駐在経験があり、中国国内での情報収集活動を理由に当局の警戒対象になったこともあるとされる垂氏。日中両国が多くの懸案を抱える中、「対中強硬派」とも「中国に常に寄り添ってきた人物」とも呼ばれてきた垂氏の起用の狙いを探った。
11月9日の昼、首相官邸近くのホテルの中国料理店での会食が注目を集めた。この店の常連である菅義偉首相の会食相手として向き合ったのは、外務省事務方トップの秋葉剛男外務事務次官、そして垂氏だった。任地に赴く前の大使と首相が個別に会食するのは異例だ。首相周辺は「中国に赴く垂氏とゆっくり話をしたかったのだろう」と語る。他の大使と異なる扱いには、…
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